「東京オリンピック 2020 TOKYO OLYMPIC 2020」
この20年前後でデザイナー、アートディレクターというのが、世界のグレーゾーンを突き進んできた存在だというのが、今回の騒動で大きく感じた。
高度成長を経て、センシティブなものを求めて時代に沿って出来上がった職業や肩書きが、インターネットという大きな個人に立ち向かえなくなってきた顕著な事象であり、
10年前後に業界や思想は成熟仕切ったように感じていたことが、露呈したように思える。
それは、オタク文化やアンダーグラウンドをサンプリングしたプロの作品が世に出てきた時に痛烈に感じだ違和感と自由の叫びの声である。
今回の騒動で問題になるのは、当人を飛び越えた世界的な思想の変換期であことを示している。
業界もモノづくりも次のステップを考える必要がある。